占い@niftyが、秋月さやかをご紹介(2ページ目)

天体写真撮影を通じ、デューラーの星図や古天文学への興味から占星術の世界へ。ルル・ラブア著「占星学の見方」で、占星術と出会う。パソコン関連会社でのアルバイト中に簡単な占術プログラムをＮ８８Ｂａｓｉｃで作成（注・練習用）、占術プログラムに興味を持つ。その後、雑誌への占星術記事執筆等を縁に、ルル・ラブア氏はじめ、占術界の研究者たちと交流。
１９８９年、「エルフィン」（学研）への原稿執筆開始。
１９９６年、旧ニフティサーブパソコン通信にて「夢占い」のサービス開始。
１９９９年、ＮｉｋｏｎＦ−６０１を手に、夜空の綺麗な場所を求め、夫、犬（ゴールデンレトリバー）と共に、標高１０００ｍの高原に移住。
現在、占術関連作品著述の傍ら、株式会社ムーンラボ経営、占いコンテンツ作成、占いサイト運営に携わる。
休日には、夢占い伝説（日本国内）の地を巡る取材旅行、及び風水観察（注・ランドスケープデザイン出身の夫の仮説の検証）のための別荘地（関東甲信越近辺）見学。明治の丙午迷信に関する記録調査等。
＜おもな執筆作品等＞：
１９８９年〜１９９６年まで学研「エルフィン」にて占星術等の特集記事、連載執筆。月占術（ムーンバイオリズム）を複数誌（マガジンハウスａｎａｎ、ＪＵＮＯＮ等）に執筆発表。
「正統占星術入門」（学研）、「リリト占星術」（学研）執筆。「遥かなる天空の刻」（シンフォレスト）への執筆文章提供。占星術関連の著書、原稿収録本の発行部数約１０万部。
アストロロジーウォッチ（カシオ）へのロジック提供。
「細密夢占い辞典」（学研）、「細密夢占い辞典」（青春出版文庫）、「あなたを読み解く夢辞典」（日本文芸社）、夢占い関連での単行本発行部数約２５万部。
日本テレビ作成の深夜ドラマ「夢占いの館」の占術監修。ＴＶ、ラジオ番組等の夢占い関連のコメント等。
「プリアンジェ」（双葉社）にてファンタジーストーリー（短編小説）、赤い糸の伝説、蜻蛉抄、精霊夜話、青磁石の神託等を発表。\ネイチャーマインドブックシリーズ（青菁社）「月」「星」「森」「風」「雨」「香」「道」「実」「雲」等、プロカメラマンの写真を用いたエッセイ集への執筆。
天文ガイド（誠文堂新光社）にてアマチュア天文観測家紹介の取材記事執筆。ＴＶぴあ「うちのＴＶは大忙し」にてビデオ＆ＴＶ番組に関するエッセイを複数回執筆。

　古来、人々は天空を眺めながら暮らしてきました。太陽の巡りによる光と闇の１日。月の満ち欠けの１ヶ月。そして天空に輝く星座が移ろう四季、１年。大きな時の流れの中で、あなたをとりまく天空（マクロコスモス）と内なる魂（ミクロコスモス）は照応し、影響しあう。それが占星術の基本概念です。天空を眺めることは、自分自身の心を見つめること。内なる魂（ミクロコスモス）は、天空（マクロコスモス）と感応しあいながら、自らもまた輝くのです。
　今の時代、世の中の流れは急速です。ゆっくりと夜空を眺める時間なんてない、そういう人も多いことでしょう。でも、都会でも月の満ち欠けを目にすることはあるはずです。
深夜の帰宅時、高速道路の向こうにようやく昇ってきた欠けた月を見つけたり、仕事場の窓から高層建築の間に大きな満月が輝いているのを目にした時など。なんで自分だけこんな大変な仕事を・・・なんてそれまで周囲から取り残されているように感じていたのが、急に解放されたような気分になるのですから不思議です。あるいは旅先などで、西の空に宵の明星が輝いているのを見つけた時など、この前眺めた宵の明星は何時だったのか、時の流れを振り返ってみるゆとりが思いがけず心に生まれることもあります。
　今、この瞬間、あなたが眺めている天空、私が眺めている天空。それは、どんなに遠く離れている場所であっても同じ。天空（マクロコスモス）と繋がっている自分を感じることで、今、自分がいる場所、自分がいる時を改めて認識することができるでしょう。
　しかしその一方で、人は固有の性質（固有の運命サイクルも含めて）を持って生まれてきています。だからこそ、ひとりひとりの内には異なる輝きを放つ魂（ミクロコスモス）が内包されていると考えるのです。その性質を知ることはすなわち自分自身を見つめること。「汝自身を知れ」。ヘレニズムの哲学者たちが占星術を好んだ理由はそこにあったのでしょう。
　人はその固有の性質にふさわしい運命選択（選択しないという選択も含めて）をします。そしていつの間にか運命が作られていくのです。選択には、必然的な理由があります。それこそが運命の要因といってもいいでしょう。その必然的な理由が、大きな運命の流れと影響しあって、親和性を持って馴染んだり、反発しあったり、さまざまな動きをするのです。なぜあなたはそういう生き方を選んだのか、なぜその人を愛したのか、あるいは愛さなかったのか。それらには、必然的な理由があるのです。もちろん、その理由を知らなくても人生を送ることはできます。知らないから不幸になるというわけではありません。ですが、なぜ自分がここにいるのか、そしてどこへ行こうとしているのか、人生を考えていくと、いつしかその理由にたどり着くのです。自分の中の必然的な理由に気づいた時、あなたは、自分の人生や運命について、より深く考え、納得することができるようになるのです。私（秋月さやか）の夢占いに関する執筆は、自分自身の心の中を見つめるには、夢を扱うことが効果的だと考えたからです。実際、夢は、あなた自身が見るものであり（強制的に作られ、見せられる夢というのはないのです）、あなたの内なる心を垣間見る映像なのですから。
　私（秋月さやか）は直接鑑定はいたしません。なぜなら、あなた自身のことは、あなたが一番よくわかっているはずなのです。あなたが自分自身で、必然的な理由（運命）を見つける。占いはその手助けをすることしかできません。が、少しでもそんなあなたの手助けになれば、と思いながら、私（秋月さやか）は、日々原稿を執筆しています。

「ドリームメッセージ」では、毎年恒例の初夢公開鑑定を実施。毎年、多数の応募の中から選んだ夢を、秋月さやかが公開でお答え。
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